人やモノとの繋がりの中で、いつも感じるのが、この「縁」ということ。
出会いと別れがいつも繰り返し行われますが、縁が有る時、無い時があることをすごく感じます。
それは、お店の場所を見つけた時がそうでした。辻堂に引っ越してきて、西口を使って、横浜まで通勤する毎日の中で、このお店の通りの店舗は、ホームからいつも見えていました。当時は、西口の階段ももう少し茅ヶ崎寄りで、お店がある位置も、ホームがあり、階段渋滞の時によく横目で見ていました。
まず、変わった形の屋根の店舗だなと気になっていました。
次に、お店のシャッターと壁のペンキが塗り直され、私の好きな色に塗られていたのです。そんな事があると、本当に縁があったのではないか、お店が私を引き寄せてくれたのではないかと感じてしまいます。
また、辻堂でお店をやることになったのも、何かの縁でしょう。
私は、高校を卒業してから、いろいろなところに住んできました。
順番に、東京都港区高輪、東京都八王子市堀之内、東京都世田谷区宮の坂、埼玉県富士見市鶴瀬、岐阜県羽島郡笠松町、岡山県岡山市豊成、広島市西区庚午北、三重県桑名市新西方、三重県四日市市西浜田、横浜市港北区日吉本町、横浜市港北区高田東、そして現在。こんなに転々とした中でここに落ち着いたのは、縁があったからなのでしょう。
他に、数字などでも縁を感じたりすることもあります。たとえば、ハワイで泊まったホステルの番地は「419」で、私の誕生日の数字を並べた番地でした。そこに泊まって過ごした2週間は最高に楽しかった思い出となっています。これも縁なのかなと思ってしまいます。
最後に、こういうお店をやっていますと、お客様との関係にも縁を感じたりします。このお店で、お酒を飲み、会話を交わす、ちょっとした時間が何かの縁でつながっているのだと私は思うのです。
だからこそ、その縁を大事にしていきたいなと思います。
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