WBCが三大会ぶりに優勝して、大いに盛り上がりました。
選手のパフォーマンスとしては、大谷選手の活躍にすごいなと思いましたが、私はこのチームをまとめ上げて、優勝へと導いた栗山監督のマネジメントに感銘を受けました。
まずは優勝するために選ばれたメンバー。どの選手もみんな優勝するためのピースとして、メンバー構成されていたように思います。
その中でも、ヌートバー選手の選出は、これまでになかった日系人選手の活躍を見せる事ができました。そして、そのヌートバー選手がチームに溶け込み、活躍できるような環境づくりが出来ていたのではないかと思います。
また、20歳の高橋選手から36歳のダルビッシュ選手まで選ばれた選手の年齢の幅もあることはすごくいいことだと思いました。
選手たちはみんなすごい選手。その選手たちの長所を最大限に活かせる環境づくりやモチベーションを持たせるのに、いろいろな工夫がなされていたのではないかと想像します。選手たちの食事会も、選手たちが自分たちで自主性をもって行動することができる環境づくりが出来ていたのではないかと思います。
試合の内容として、特にマイアミへ行ってからは、勝つということは紙一重の世界なのだなと思わされました。勝つために選手を選び、選手を団結させ、選手をやる気にさせる。そして、最後に勝ちを掴む。そこには、勝つイメージも大事であるのかもしれないですが、それ以上に綿密にマネジメントされた結果ではないかと思いました。
ただ、勝負の世界では勝つということでしか証明できないことはたくさんあります。だから、勝たなかったら、何も説得力のないのだと思います。
今後、栗山監督のマネジメントから、お店のマネジメントに何か参考できることはないかと考えていきたいと思います。
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