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Diary

Barや日常で気になったことを気ままに書いています。



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2012年12月31日(月)
2012年を振り返って

一年一年は、あっという間に過ぎて行ってしまいます。
今年は、正月から営業をし、スタートとしては上々であったと思います。
7月にはなんとか無事に一周年を迎える事ができました。
そして、8月には富士登山初挑戦。とてもきつかったですが、御来光は最高でした。
11月には湘南マラソンに参加。今年で三度目になりますが、今回は後半を歩いてしまいました。もう少し体力をつけないといけないなといつも思います。

今年から、スポーツクラブへ行くようになりました。最近は行く回数が減っているような気がするので、来年はちゃんと行きたいです。
波乗りも今年は行く回数が激減。来年ももう少し海に入る時間を作っていきたいなと思っています。

今年もいろんなお客様にご利用頂きました。来年もさらにバージョンアップできるお店作りを目指してやっていきたいです。

≪追記≫
スポーツクラブは、辞めてしまいましたが、定期的に体を動かすようにしています。(2016年2月10日)

2012年12月24日(月)
人間の退化

最近、ふと思う事。
それは、人間の感覚の退化。
というのは、今の世の中が便利になり、新しい道具や機能がどんどん発展してきています。それは、素人でも使いこなせないと売れない。という事は、これまで感覚に頼っていた事を機械にお願いすれば、どんな素人でもそれなりのものが出来るということです。

これは、飲食業界でも多く見られます。工場で一括製造したものを現場で温めるだけで、それなりのものが出来る。焼いたりする作業も、時間さえ間違えなければそれなりになる。そこには、調理の感覚が必要無くなっています。もちろん電子レンジみたいに温めるだけというのは、楽でしょう。でも、それは調理の感覚が無くても料理が出来てしまうという、非常に怖い事が起こっていると思うのです。
また。今のビールサーバーは誰でもそれなりにビールを注げるようになっています。ですから、初日のアルバイトでもビールを注ぐ事が出来る。ここにはビールの泡の立て方、ビールのグラス内での動きを考えることなく出来てしまっています。

考え方によっては、便利な世の中になるという事は、人間が退化していくことなんだと思う。

車でいえば、バックする時に後方を見ないで、バックモニターで後方を確認する。これは、非常に危険なことのように感じます。直接目視して、見えないところは想像力を働かせて運転していた事が、機械に非常に頼り過ぎているように思えてならないのです。

そして、昔は感覚で判断していた事が、出来なくなってきているように思います。感覚というのは、目には見えないものを想像力を使って、こうかなと思いながら行動していくこと。そういう事が出来る人間のほうが、人間的価値はあると思います。私は、人間は、感覚を大事にしないと人間として駄目になって行きそうで怖いと思います。ですので、今の便利な世の中では、人間は退化をして行っているのではないかと思います。

皆さんは、いかが思いますか?

2012年12月17日(月)
女性一人でも安心できる店

最近のバーでは、女性が一人でも飲める雰囲気になってきましたね。昔は、女性が一人でバーで飲むって事はなかったと思います。それだけ、今は女性が強くなり、社会的にも認められるようになった証かなと思います。

女性が一人で、さっそうと飲む姿が恰好いいと思われるようになったのは、何かの映画かテレビの影響なのでしょうね。

では、女性が一人でも飲めるお店ってどんなお店でしょうか?

一番は安心して飲めるお店だと思います。例えば、女性の一人客がいたら、すぐにちょっかいを掛けるスタッフがいるようなお店は駄目でしょう。また、お店の男性客がすぐナンパしてくるお店も駄目でしょう。もちろん、お店の中で素敵な出会いはあるかもしれませんが、しつこくナンパしてくる輩がいるお店では、一人では行けませんね。

また、あまり騒々しいお店でもいけないでしょう。静かにお酒や時間を楽しむのに、周りの騒がしさは必要ないように思います。

最近、当店でも少しずつ女性の一人客も増えてきています。特に、お若い方もみえたりします。それは、お店に安心感を持っていただけているのかなと思い、ありがたい事だと感じています。
これからも女性の一人客でも安心して飲めるお店を作っていきたいと思います。
もちろん、男性のお客様には紳士でいらっしゃることもお願いしたいです。女性がお一人で飲んでいましても、特別扱いをしないで、大事に見守って、時にはウイットにとんだ会話を交わし、楽しい時間と空間をつくって頂きたいです。

バーでは、偶然の出会いの場であったりすることもあるでしょう。だからと言って、その出会いを求めて来るところではないと思っています。
一日の終わりに、自分への御褒美として、リセットとして、明日への活力として等、いろいろな理由で使っていただくところだと思っています。
だからこそ、男性女性関係なく、一人でも来られるお店なのだと思います。

当店のお店の名前の由来である「寄港地」のように、家の帰りに、安心して立ち寄れるお店にしていきたいものです。

2012年12月10日(月)
心のバーテンダー 第18章 心のバーテンダー

12月になり、忘年会シーズンになってきました。飲食業界では、ここが一番忙しくなる時期です。だからこそ、丁寧に正確に仕事をしたいものです。
心のバーテンダーもこれで最終になります。

“バーという空間は、バーテンダーによって作られるのではなく、
 お客様によって作られると思う。
 それは、雰囲気で感じられるものがあるように思う。
 いくら技術が高くても、
 目には見えない心を大事にする気遣いが無ければ、
 居心地の良い空間にはなっていかない。
 そして、目に見えないものであるからこそ、
 お客様はそれを感じ、その空間に溶け込んでいくのだと思う。
 ここが、そんなバーになってほしいと思う。
 そして、心を大事にするバーテンダーを目指していきたいと思う。”

どんな仕事にしても、心込めて仕事をするのと、ただ仕事をするのでは、ぜんぜん違うものになってくる。
お酒一杯に対しても心を込める。接客する時も心を込める。
それは、人間にとって大事なのは、心だからです。また、言葉以上に、心というものはバーという空間では伝わっていくような気がします。

バブルが崩壊して約20年。イケイケでやっていた時代も完全に変わり、今から求められるのは、心だと思います。形だけの接客では、駄目なのです。
マニュアルがあっても、そこに心が無ければ、ただの接客。お客様が感じるのは、そこにどんな気持ちを込められているかという事です。

私は、目に見えない心の部分を大事にして、お客様に信頼してもらえるバーテンダーになっていきたいものです。

2012年12月3日(月)
今年は温かいカクテルも

ここにきて、冬だなと思う寒い日になっています。

寒くなってくると、やはり熱燗やお湯割りの季節だなという気がします。
そこで、今年の冬は、ホットカクテルに力を入れていこうと思います。

最近流行りのモヒートは、バカルディ社がホットモヒートのプレゼンをしているようです。
スタンダードであるホットカクテルは意外に数が少ないです。ですので、これを機に、いろんなカクテルを試して、おいしいものは勧めていこうと思います。

ホットのもので、すぐに思い立つのは、ウイスキーのお湯割り。あと、アイリッシュ・ウイスキー、ホット・バタード・ラム、ブルショット。そんなところではないでしょうか。
先日教えてもらった、ホット・モスコーミュールも試してみようと思います。
ある程度の数が揃いましたら、メニューでまとめて載せる予定です。
これから、どんなホットカクテルが紹介されるか楽しみにしていてください。

ホットカクテルで、ほっとした時間を。
そんなお店にしたいものです。

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