久しぶりに、アルバイトの話を書こうと思います。
一つは、まったくものにならなかったアルバイトの話です。
大学生になって、一番最初にやろうとしたのが、ファミレスのバイトです。当時住んでいたところから、歩いて5分くらいのところ。近いので軽い気持ちで面接を受け、トレーニングを受けました。でも、どうもしっくりこず、そこで働くことなく終わりました。
たぶん、あの当時面接した人は、私がバーテンダーになり、サービス業に携わっているとは、想像もしていないのではないのでしょうか?
飲食業に向いていない、根性のない奴だと思われたと思います。
実際、何が嫌で辞めたのかというと、お冷のクラスを片手で4つ持つトレーニングがしっくりこなかったのです。私は手も小さいですし、グラスが安定しなくて、お客様の前で粗相をするのではないかと思ったからです。
まあ、その仕事に縁がなかったのでしょう。
もう一つは、大学生の2年生の夏に、海の民宿でバイトをしました。
リゾートバイトにあこがれて、素敵な出会いを求めて、応募しました。
場所は、下田の弓ヶ浜。その前の年に、映画「稲村ジューン」の撮影が行われたという話を聞きましたが、白浜よりさらに南下したこじんまりした浜です。
そこの民宿で、布団の干しや食事の手伝い、お部屋の掃除とかなり簡単なバイトで、当時日給¥6000くらいだったと思います。
昼間は、お客様を送って掃除が済むと、自由時間になり、することがないので、海で甲羅干し。この年、じっくり日焼けをしてから、日焼けのしやすい体になった気がします。
ただ、寝るところがひどいもので、階段下の荷物置き場みたいなところ。扇風機があるだけで、立つことができない狭いところでした。
この年は、特別冷夏で、暇だったので、早めに東京に戻ってくることになり、特別な素敵な出会いもなく終わりました。
まだ、当時は煙草を吸っていたのですが、あの時だけ、ショートホープを吸っていました。今でも、ショートホープを見ると、あの夏のバイトを思い出してしまいます。
リゾートバイトから戻ってきて、普段働いていた居酒屋に顔を出すと、新しいスタッフが増えていて、シフトが入れなくなっていたので、そこを辞めて、新宿へ進出することとなりました。
このあたりから、転換期なのでしょうね
。
これまでのいろいろなアルバイトが、どのように役に立っているのか分かりません。でも、これまでに経験したアルバイトによって、今があるのかもしれないなと思います。
|