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Diary

Barや日常で気になったことを気ままに書いています。



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2011年8月31日(水)
ボルトのフライングに思うこと

現在、世界陸上が韓国テグで行われています。今大会の注目は何と言っても、ウサイン・ボルト。
また、世界記録を更新してくれる期待がありました。
しかし、100メートルでまさかのフライング失格。

今大会より、フライングの規則が変更となっており、フライングは誰も一回目で失格となってしまいます。そして、ボルトはまさかのフライングで失格となってしまいました。
フライングのルールは、徐々に厳しくなってきていて、昔は各自1回目のフライングは許されており、2回目のフライングから失格でした。それが全走者の中で、一度はフライングが認められていましたが、2度目のフライングをした人が失格になるように変更になり、今回、各自1回目のフライングから失格になるように変更になりました。これには、故意にフライングをする人が出ないような配慮があるそうですが、これに対し、私は思う事があります。

実は私も中学生の頃、陸上部に所属していました。もちろん、昔の事ですので、誰でも一度はフライングが出来るルールでした。
フライングがあり、何度も仕切り直しをすることにより、大会の運営に影響が出たりすることがあるのでしょう。しかし、フライングはスタートの失敗であり、その失敗を一度も許されないとルールには不条理な感じを受けます。
そうです、人生と同じで一度の失敗も許されないということに、嫌な気持ちになりますし、失敗してもやり直しができないというのには、私は納得がいきません。以前のルールのように、一度誰かがフライングをして、2度目から誰がフライングをしても、そのフライングをした人が失格になるというほうが、人間的なルールであるように思うのです。そして、フライングには勝負の駆け引きがあったりして、おもしろかったように思うのです。一度目はわざとフライングをして、競争相手の気持ちを揺さぶり、そして2度目からはフライングをしてはいけないという緊張感をもってスタートの望むというのが、なんともおもしろい駆け引きのところだったように思うのです。
一度もフライングが許されず、フライングをしたら、その場で競技場を立ち去らなければならないという事が、あまりに非情に思えてならないのです。

人生で、一度の失敗も許されず、やり直しの効かないものであるというのなら、失敗を恐れて、前に進めないです。
一度くらいはいいじゃないですか。一度の失敗、それが自分が犯したものでなくても、気分を引き締めて、再度スタート地点に立つというほうが、人間世界では大事なように思うのです。

私のお店もスタートしたばかり。そして、そのスタートはうまくできたとは言えません。しかし、月が変わるたびに、今月こそは良い結果を残したいと思い、月の初めは新たにスタートを切るのです。

月が変わる前に、スタートの話をするのは、少々フライングかもしれませんが、私は良いスタートを切るためには、フライングもありかなと思うのです。そのフライングでスタートを失敗しても、やり直しが出来る事が大事であると思うのです。

2011年8月29日(月)
Terrace Mall(テラスモール)湘南

いよいよ湘南C-X内の商業施設の名称が決まり、中に入る店舗も発表になりましたね。

今年の11月11日(金)の11時にオープンするようです。

私は、お客様にこの話を聞き、さっそくホームページを見ました。
この発表があるまで、お店でいろいろなお客様の声を聞いてきましたが、これを見て、もしかすると辻堂の駅前がかなり変わるのではないかという予想がされます。
281店舗という店舗数は、かなりの数字ですし、集客力もあるような店舗がたくさん入っているように思いました。
特に、昨年オープンのLuzがあまりに期待外れの感があったので、一時はどうなる事かと心配していました。
しかし、これによりお店としては、少しはお客様が流れてくるのではないかという期待と、人の流れが変わることへの不安を感じます。

辻堂という町に住んで、今年で5年目になりますが、辻堂の良さというのは、どこか素朴で落ち着いた町である印象を持っていました。それが、これだけ大きな商業施設ができるという事は、町全体が変わってしまう恐れがあるような気がします。もちろん北側と南側では、印象も違うのでしょうが、それでも影響力はかなりあるように思います。また、車の環境も変わるでしょうし、週末渋滞が起こる可能性もかなり高いです。

ただ、これも流れにあわせていくしかないのでしょうね。私のお店では、今のところ、週末の集客が弱いところがあります。ですから、辻堂駅の周辺に人がたくさん流れてくる事は、歓迎すべきことであり、それを嫌な気持ちになる事はありません。でも、この町で商売をさせていただいている者として、この町が住みにくくなったりする事だけはないことを願います。
そして、良い町が出来ていくことを願いたいですね。
≪追記≫
テラスモールもいつの間にか5年目。お客の流れは、北と南で違いますが、テラスモールができたことによって、辻堂の人口が増えた気がします。そして、お客様も徐々に増えてきました。
(2016年1月28日)

2011年8月22日(月)
過ぎゆく夏

甲子園が20日に終わり、夏の暑さも少し和らいだ感じがします。今年の夏は去年に比べると、暑い日が短かったように思いますが、一度涼しくなってから、気温が跳ね上がったので、体にはものすごくきつかったです。
今年の甲子園は、始まった時には特に注目している選手はいませんでしたが、終わってみると、新たなヒーローが誕生しました。そして、そのヒーローたちもそのうちプロで活躍する選手が出てくる事を楽しみに待つこととしましょう。
甲子園という場は、高校球児たちを成長させる場であるということをすごく感じます。
これまで、あまり注目されなかった選手があの聖地で、活躍をする姿はこれまでのきつい練習の成果が形に現れたからであって、普段の力以上のものが出るのを見ていて感動を呼ぶのだと思います。
また、高校野球のおもしろいところは、強いチームが勝つのではなく運や流れをつかんだチームが勝ちあがっていくから、良いのだと思います。
夏の地方予選から、一度も負ける事の出来ない、優勝校はひとつしかないというのも、大変きついことだと思いますが、高校生たちはよくやっているなと感じます。
暑い中、グラウンドに立っているだけで、ものすごく大変なことと思うけど、それがまた感動を呼んでいるように思います。

さて、私は今年の夏の暑さに、少し体がバテ気味です。暑さのため、睡眠不足だったのか涼しくなってからは、よく眠れています。早く、この夏の疲れをとっていつも良い接客ができるように、体調を整えていきたいと思います。

2011年8月13日(土)
心のバーテンダー 第4章 試練

お店がオープンして1ヶ月が経ちました。順調かと問われると必ずしも順調にいっているとは言い切れないです。久しぶりに、心のバーテンダーの続きを書こうと思ったら、今回はちょうどこのタイトルになってしまいました。
なにか引き付けるものがあったのかもしれないと思い、改めて考えながら書いていきたいです。

“「目の前に起こった事はすべてパーフェクト」
 たとえ試練に遭遇したとしても、
 それは必然であり、
 乗り越える事で、人は磨かれていく。”

桑田さんが、中学3年生の3学期に転校をしていることを、みなさんは知っているでしょうか?桑田さんは、高校を選ぶ際、自分の希望を曲げなかった。そのために、桑田さんが行けば、他の生徒も受け入れてくれる学校もあり、先生にもどうかと勧められたそうです。しかし、その話を断ったために、お前は友情がないのかというようなことを言われ、自分のわがままでPLに行く薄情者の烙印を押されてしまう。その事が原因で転校をしたそうです。
この事に対して、桑田さんは「良い勉強をさせてもらったな」と受け止め、人を恨む事は無駄なんだといっています。
ひどい事をした人は、どこかで罰が当たるようになっているはず。恨みは、お天道様に任せておけばいいといっています。

まったくその通りだと思う。うまくいかない事があったとしても、人のせいにしたり、恨んだりすべき事ではないのでしょう。
自分の希望が通らなくても、それはそれで、神様が与えてくれた「試練」なのだから。ただ、それに対して、鼻からかなわないと決め付けるのではなく、とにかくベストを尽くしてみよう。
桑田さんが何にでも「ありがとうございました」と思って生活しているそうです。その背景には、「目の前に起こった事はすべてパーフェクトだ」という考えがあるからだと言っています。

試練という字を分解してみると、試合の「試」に練習の「練」。
つまり、練習を積み重ね、試合で試す。だから、試練は辛く苦しいことではないのです。次への挑戦へと向かうスタートなのだから。

今回、このテーマを書いて、すごく大切なことに、気付いた気がしました。
今ある状況をしっかりと受け止め、次へのステップを踏み出す。
そのことを日々バーテンダーは繰り返すべきであるし、その事がお客様に必ず満足の与えられる接客につながると信じています。

そして、お客様もそこから何かを感じとってくれるのではないでしょうか?

2011年8月6日(土)
甲子園始まる

今年も、甲子園の季節になりました。
今年は東日本大震災があったため、すべてが特別な感じがします。
選手宣誓で金沢の石田主将が「精一杯の笑顔で全国の高校球児の想いを白球に込め、・・・」と元気に誓いました。私も、球児たちが笑顔で高校生らしく元気にプレーすることで、日本を元気にしてくれる事を願います。

さて、今年の三重代表の伊勢工業は初日に敗退してしまいました。でも、かなりいい試合をしていたと思います。
ひとつ言えるとしたら、一回の走塁ミスがなければ流れは変わっていたかもしれません。そういうミスというのが流れを変えてしますので、怖いものですね。

お店では、開店のお祝いに頂いたお花が、今もお店の中でいい雰囲気を出してくれています。実は私自身、花については無知で、どのように育てればいいのか分からないのですが、毎日、水だけはあげています。
ですが、花があることで、お店に安らぎを与えてくれています。私自身もカウンターの中で気持ちをほっとさせられていますが、お客様も花たちに癒されているのかもしれないと感じています。
ですので、これからも花は少しでも飾っていこうと考えています。
≪追記≫
伊勢工業のエース中川君は、2015年のドラフトで育成1位でドラゴンズへ。活躍してほしいものです。
(2016年1月28日)

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