2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年

Diary

Barや日常で気になったことを気ままに書いています。



<<前のページ | 次のページ>>
2012年10月28日(日)
PBO集中セミナーに参加して

今日は、銀座まで出掛け、セミナーを受けてきました。

花崎一夫氏の「洋酒市況とカクテルの動き」と上田和男氏の「上田和男のカクテルワールドを学ぶ」という2講座がありました。

花崎氏の話で、現在の洋酒市況は動きがほとんどないようです。という事は安定期にきているのかもしれないということみたいです。現在の市場としてはブラジル、インド、ロシア、中国が注目の国であるようですが、全体的には動きが少ないようです。

上田氏の話を聞くのは、個人的には二回目でしたが、カクテルを作る上で、すごく参考になる事が沢山ありました。特に、形だけで作るのではなく、気持ちを込めて、それを実現する事が大事なのだと理解できました。

ちょっとこういう機会はあまりないので、すごく刺激を受けました。また、この受けた刺激を活かせる仕事が出来るように心がけていきたいと思います。

2012年10月22日(月)
心のバーテンダー 第17章 挑戦

少しずつ涼しくなり、秋の雰囲気が出てきていますね。
さて、本日は、心のバーテンダーの更新をしていこうと思います。

“地域とバーの関係をより密接にすることで
 バー業界をさらに発展させていく。
 それこそ、僕を含めて
 バー業界で働くものの果たす使命です。”

バーという空間は、もしかしたら無くてもよい存在なのかもしれない。最近、家飲みをする人が増えてきて、景気の影響からか、外でお酒を飲む事が減ってきています。食べ物を出すところは、ご飯を食べるという意味でも、外食をするかもしれないですが、飲む事はしなくなっている時代なのかもしれない。
でも、人類は昔からお酒を飲んできたのです。とくに、今の慌ただしい世の中で欠けているゆっくりした時間を含めて、お酒を提供するのが、バーであると思います。
だから、これからもバーの灯を絶やさないように、この業界を盛り上げていきたいと思います。
特に、当店のように繁華街ではなく、ベットタウンの町でのバーは、家に帰るまでの最後の一杯。明日への活力になるお酒を提供していきたいものです。

そのためには、地域の人たちに受け入れられ、地域とのつながりを作っていかなくてはいけない。まだまだお店は始めたばかりですが、これからさらにこの地域の方に受け入れられる、落ち着いた空間作りをしていかなくてはならないです。
そのために、今後もいろんな事への挑戦をしていきたいなと思います。

2012年10月17日(水)
白州蒸溜所見学

久しぶりに、白州蒸溜所へ行ってきました。前に行ったのは、10年くらい前になるのでしょうか。やっぱり白州のハイボールを勧めているお店だから、そのお酒を作っている現場を見に行ってこなきゃと思っていました。
辻堂からですと、相模線を使って、中央線に乗り換えるコース。たっぷり3時間かかります。久しぶりの電車の旅は、ちょっと疲れました。

今回、サントリーの営業の方が同行して頂き、セミナーの参加をさせていただきました。約2時間のセミナーもあっという間です。
いろいろな質問に対しても丁寧に対応して頂き、ありがとうございました。

白州の主要原酒は、バレル、もしくはパンチョンの樽で寝かしたウイスキー、ピートを効かせたものとシェリー樽で寝かせたものです。
それぞれのテイスティングもさせていただき、非常に勉強になりました。

このように、蒸溜所めぐりというのはとても刺激になります。また頑張ってお酒を売っていこうという気持ちにさせてくれます。ですので、また機会を作って、他の蒸溜所も行ってみようと思います。

2012年10月13日(土)
何にでも意味がある

最近、気付くのは、物事の何気ない事にもそれぞれちょっとした意味があるということです。
ものすごく、抽象的な話になっているのですが。

例えば、飲食店におけるテーブルのセッティング。メニューはテーブルに置いておくのか、下げるのか。シルバーセットは置いておくのか、オーダーを受けてからセットするのか。塩や胡椒などの調味料はテーブルの上に置いておくのかということ。

そのセッティングの仕方をみれば、そのお店の意図している事が分かるということ。そして、その意味する事を理解して行動するという事が、スマートな行動であるように思います。

反対に、お店側としてはそこにお店のコンセプトを表現する事が出来るのでしょう。焼き肉屋で、お肉にトングを付けて提供。これは、お肉を焼く時に使ってくださいねという事。自分の箸は、お肉を自分の皿に引き上げてから使う。たぶん、こういう食べ方をしてくださいねという意図があるのだと思います。だから、お店の側は、何気なくそういう事を行うのではなく、ちゃんと考えて、決めなくてはならない。

ちなみに、バーではよく質問されるのが、クラッシュアイスを使ったカクテルにささっているストローが2本あるのがなぜなのかということ。これは、クラッシュアイスがストローに詰まる事があるので、予備を挿してあるという事。
ただ、最近ではストローで飲む事を嫌う人も多いような気がするのですが。

とにかく、物事にはいろんな意味があると思います。それを理解するというのも楽しい事ではないでしょうか。また、反対に行動する側は、そういった意味をちゃんと込めて、行動していきたいものです。

今、この日記の更新を定期的更新にしようかと考えています。もちろん、突発的に書きたい事があれば書き込みますが、毎週一回は更新をするようにしたほうがいいのではないかと考えています。

2012年10月11日(木)
遠足の弁当

今日、ジョギングの時に見かけた光景。江ノ島水族館の前の海岸には、たくさんの小学生たちが、お弁当を食べていました。
季節も良いし、遠足のシーズンなんですね。そういう遠足に、バスで来る学校もたくさんあるようです。
お弁当の時間は楽しいですよね。なんか、ほのぼのとして良い光景ですね。

ん、ちょっと待って下さい。先生たちの弁当、それ何?
そう、先生たちの弁当が、弁当屋で買ったような値札のついた弁当。それを先生たちに配っているのを見てしまった。
なんか、おかしいと思います。
普段、学校で食べるときは、給食を食べているのでしょう。でも、こういう外に出るイベントの時は、弁当を持ってくるのが当然じゃないのですか。子供たちは、親の手作り弁当食べているのに、先生たちが買ってきた弁当を食べているのが、寂しくもあり、そんな先生たちに子供を預けるのは嫌だなと私は思いました。
もちろん、先生は遠足のための準備も大変かもしれません。一人暮らしの先生は、お弁当をつくるのが大変かもしれません。
でも、子供たちは、先生の弁当はどんなのか見ているのだと思います。そこに温かみの感じられないものを食べているのはどうかと思います。
これも時代なのでしょうか?
運動会では、親が来れない家庭もあるので、子供たちは教室でお昼を食べると聞きます。親と一緒に弁当を食べた記憶のある私には、なんかさびしく感じられます。

今の世の中は、いろいろ便利ではあるのでしょうが、手作り弁当という温かみは、とても大事なことだと思います。そして、お店としては、温かみのあるお店作りをしていきたいなと改めて思いました。

2012年10月9日(火)
アパートの契約更新を終えて

早いもので、これで契約更新は、3回目。本日、無事に契約の更新をしてきました。始めは、辻堂でアパートを選んだ時は、なんとなくという感じでしたが、約6年住んでみて、この地で借りた事が本当によかったなと思えます。

特に、今はお店までの距離が歩いて10分ほど。仕事終わりのへとへとの体には、この近さは本当にありがたいことです。また、夏場はお店の掃除をすました後に、シャワーを浴びに帰ることができるのは、本当に助かります。

そして、辻堂というところが、昨年からC‐Xの開発により、変わろうとしています。もちろん、昔からこの村を知っている人にとっては、このように変わる事に寂しい気持ちをお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし、この変化はもう止められないでしょう。そして、またこの変化が落ち着くまで、もう少し時間がかかると思います。

私にとっては、この辻堂で商売をやらせて頂いて、恵まれているなと感謝しています。そして、このアパートにずっと住む訳ではありませんが、このアパートが、辻堂と私の結びつきの最初であるので、この縁を大事にしていきたいなと思います。

2012年10月8日(月)
心のバーテンダー 第16章 調和

最近、また日記の更新をさぼっていますね。特に理由のない、ただのサボりです。今回は、心のバーテンダーの続きを書きたいと思います。

“すべてにおいて、バランスが大事。
 バーテンダーとして、緊張とリラックスと自信を
 バランス良く備えたい。”

私は、魅力あるバーを作りあげたい。それは、長く続けられるバーです。地元の方を中心に、私自身がお客様と共に歳をとっていけるバーです。もちろん、大もうけをしてチャッチャと閉めてしますお店もあります。それは、それでいいでしょう。
しかし、この一年ちょっとの間にも、この辻堂の街を離れた方々は何人もいます。それはいろんな理由があると思います。でも、そういった方々が、辻堂に帰ってきた時、または辻堂へ立ち寄った時に、お店が続いていて、開いている事が大事なのです。

では、どのように長く続けるかというと、新しいものを取り入れる柔軟さと、古くからのものを守る頑固さのバランス感覚が大事だと思います。新しいものばかり追いかけていても、結局お店のコンセプトはずれてしまいますし、古いものだけでは、お店はさびれていってしまいます。そして、それを判断する感性もバーテンダーには大事だと思います。

お客さまにとって、久しぶり来店されても、何か懐かしさを感じさせ、それでいて時代遅れを感じさせない、そういったバーをずっと守り続けていきたいものです。そこには、結局バランス、つまり調和が大事なんです。

<<前のページ | 次のページ>>

home